指導環境について
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発達期の子どものカラダと
運動の基本をつくる
「サッカーがうまくなる」「走るのがはやくなる」などの
特技をつくるためだけのスクールではなく、
カラダの使い方や運動の基本を知り、体得することで
「子どもの未来」となる土台づくりを目指すスクールです。
指導理念
楽しいことは好きなこと。
「運動=楽しい」へ。
運動が出来るだけの子を
育てるのではなく、
「挨拶がしっかり出来る」
「荷物を綺麗に置ける」
「仲間や用具を大切に出来る」など
豊かな人間性の教育にも
力を入れています。
ハイテクACアカデミーでは、発達段階を考慮したカテゴリ分け、プログラム内容でおこない種目特性に応じた基本スキルが身につくよう、また基本的スキルの理解が深められるよう各世代に合わせて指導します。基礎的な運動能力・知識を高めるとともに、世代や地域を超えた集団行動のなかでこども達の積極性やコミュニケーション能力を高めます。
目的
安全で安心な運動のできる環境
(場所・時間・仲間)の提供
目標
- 1
- 運動の楽しさを知る
- 楽しいことは好きなこと。
まずは「楽しい=運動」へ
- 2
- 豊かな人間性の教育
- 1、挨拶
2、約束(ルール)を守る
3、コミュニケーション力
指導
プログラムの
考え方
1
7つの能力に分けて考え、プログラムの構成をしています。能力を分けることにより、動作ひとつひとつに必要な能力、足りない能力を抽出でき、より必要な運動(トレーニング)の提供・運動能力(パフォーマンス)の向上を目指します。
- 7つの能力
- 能力が組み合わさる=運動能力UP
- 識別能力
- 道具やスポーツ用具を
コントロールする
- リズム能力
- リズム感を使い、動くタイミングを
コントロールする
- 連結能力
- 身体全体をスムーズに動かす
- バランス能力
- バランスを保ち、崩れた姿勢を
コントロールする
- 変換能力
- 状況の変化に合わせて、
素早く動きを切り替える
- 定位能力
- 動いているものと、自分との
位置関係を把握する
- 反応能力
- 合図に素早く反応し、
適切に対応する
指導
プログラムの
考え方
2
5つの特性に分けて考え、プログラムをコーディネーションしています。特性を分けることにより、運動能力・神経に左右差や不得意が減り、運動意欲(得意・楽しい)が増えることを目指します。
- 5つの
コーディネーション
- 対応性
- 環境・条件の変化。
習慣化されていない動き。
- 両側性
- 前後左右上下など、
いろいろな方向に実施。
- 変化度
- レベルを変える。少しずつ難易度の向上。
(ボールキャッチ→手を叩きボールキャッチ)
- 複合性
- 動きの組み合わせ。
全身を使い動かすことを実施。
- 不規則性
- 楽しむために変化を与える。
(新しい課題「フェイント・合図」で変化)
指導方針
プログラムでの活動を通じて
健全で豊かな心と身体を育む
北海道ハイテクACアカデミーでの活動を通じて、運動能力を高めるとともに集団行動や多世代、地域間交流などを通じてコミュニケーション能力を高めます。さらに、各プログラムの運動特性や魅力に触れ、身体を動かすことを好きになる。
年齢に応じたプログラム内容で、
運動の基本動作を取得する
発育発達段階を考慮したカテゴリ分け、プログラム実施で種目特性に応じた基本スキルが身に付くよう、また基本的スキルの知識理解が深められるように各世代にあわせて指導します。
プレ・ゴールデンエイジ期
(3〜8歳頃)
ゴールデンエイジの
前段階・準備期
この時期はトレーニングというよりも子どもが興味を持った遊びやスポーツを、色々と経験し、基礎となる運動動作を習得するという時期です。この時期にたくさんの動きをすることが、ゴールデンエイジの時期に大きな影響を与えます。
ゴールデンエイジ期
(9〜12歳頃)
スキル取得に
最適な時期
様々な運動のスキルを、あっという間に自分のものに出来る時期。プレ・ゴールデンエイジ期に、様々な運動を通して多種多様な動作を取得していれば、未体験の動きでも、見ただけですぐにマネができる、生涯唯一の絶好期です。
ポスト・ゴールデンエイジ期
(13〜15歳頃)
持久力を
身に付ける時期
発育のスパート期。呼吸・循環器の発育が顕著で持久力が身に付く時期。十分な休養や睡眠をとり、発育を最大限重視するとともに、まだ弱い骨や関節を酷使しないようなトレーニングが必要となります。また、身長が急激に伸びるために、身体の支点・力点・作用点に狂いが生じ、動きにぎこちなさが出てくることもあります。
- 11歳以下
- 脳・神経系の
トレーニング - 色々な動作に挑戦し、
スマートな身のこなしを獲得!
- 12〜14歳
- 呼吸・循環器系
トレーニング - 軽い負荷で運動をおこない、
動作を長続きさせる能力を身に付ける!
- 15〜18歳
- 筋・骨格系
トレーニング - 負荷を増大させ、筋の肥大、
筋力アップ持久力のアップを目指す。
- 18歳以上
- 本格的・専門的な
トレーニング - 身体動作を十分に発達させ、
最高のパフォーマンスを目指す!